Ultra Light Hiking Goods  -Gear Guidelines-
2014.6.17更新
登山装備の軽量化トップ > 装備別:登山装備の軽量化

 ここでは、私が3シーズン環境下で持参する装備を詳しく紹介しつつ、軽い登山用品の選び方を記載しています。 登山そのものはすでにレジャー・レクリエーション化しており、数多ある書籍やウェブサイトを見ることで一般的な装備の選び方は誰でも理解できるでしょう。 ただ、この『一般的な選び方』というのが曲者で、ここで多くの人が固定概念を植え付けられているかもしれません。もれなく私も、ですが。 ここで、「初心者にオススメ」とか「初めて買うなら、これが無難」と決めつけがちなものを挙げてみましょう。

・バックパックは着るもの。しっかりしたフレーム入りで体型に合ったものを選ぶべきである。
・バックパック容量は、日帰りで20L〜、小屋泊で40L〜、テント泊で60L〜が目安。
・シューズはハイカットで防水透湿性のものしか、選択肢にはありえない。
・火器は、ガスストーブが扱いやすくてオススメ。
・テントは、初めて選ぶならダブルウォールの自立式がベスト。


 …などなど。すでにベテランの方々は、当然眉をひそめることでしょう。『そうとは限らない』と。 この固定概念を少しでも取り払ってから装備を選んでみると、また違った世界があります。 なお上記は、別に間違っているわけではありません。それが唯一無二の正解ではないという話です。 ここでの常識外れな装備の選び方は、自発的・能動的に装備を選択できない人にはお勧めできません。 これから装備の選択や組合せを紹介していきますが、山の環境や組み合せ方によっては危険極まりないので、注意してください。

もくじ

総論1:軽い登山用品を選ぶときの姿勢
総論2:必要十分について考える
総論3:汎用と専用
総論4:専用の汎用化
総論5:総合的な性能とシステム構成
○動的な重量変化を考える
装備別の選び方と軽量化手法
  テント泊用品 (シェルターシュラフシュラフカバーマットレスペグガイライン
  調理器具・炊事用品 (ストーブ本体クッカーカトラリー
   軽量な食糧計画
  登山必需品一般 (着火道具水筒・ハイドレーションヘッドランプ ・ マップ・コンパス)
  その他の登山用品 (トレッキングストック・サポートポール ・ ファーストエイドキット ・ ギアリペアキット)
  ウェア類 (ベースレイヤー ・ ミドルレイヤー ・ アウターレイヤー ・ 予備ウェア)
  レインウェア類
  その他の小物 (財布 ・ 腕時計 ・ 携帯灰皿 ・ スキットル)
  シューズ・登山靴
  パッキング用品 (ザック・バックパックスタッフバッグ・パッキング ・ ハイカーズサコッシュ)

総論1:軽い登山用品を選ぶときの姿勢

 一般的な登山用品でガチガチに考えていると、道具はある程度「備えあれば憂いなし」、「大は小を兼ねる」と思えてしまうことがあります。 登山装備の軽量化には、これらの反対の姿勢を貫くことが極めて効果的です。 自分の装備を見直したことがない装備選びの初心者に多いのが、余計なものを多く持ちすぎていること。 自然の猛威と力量に不安があるため、食料と装備があるに越したことはないと思ってしまっているわけです。偉そうなこと言ってる私も、この間まで震災の非常持出袋か?って装備で登山してバテていました。 登山では、備えすぎると憂うこともある、国語的には「過ぎたるは及ばざるが如し」というのが正しいでしょうが、過剰な装備は余計な体力を浪費して、結局は自分で遭難の原因を作ることにもなりかねないのです。

 また「大は小を兼ねる」と表現しましたが、何もサイズの「大きい・小さい」だけではなく、 機能性や利便性の「高い・低い」、素材の「強い・弱い」、対応季節の「3シーズン・4シーズン」にもいえると思います。 ここで、この「大」側に位置する道具で、装備を固めないようにしましょう。こうしてしまうと、確実に全体が重くなります。 むしろ、「小」側に位置する装備を好んで選び、不満点は工夫で解消するくらいに気構えていたほうが、軽い装備を気軽に手にしやすいと思います。

 …とはいえ、本当に「大」側の装備が必要な場面で「小」側しか持たずに遭難したら、ただの無謀登山と言われても仕方ありません。 よって登山前に装備一式をザックに詰めるときには「これは余計な荷物か、それとも必要か」を常に考えて、あなた自身が的確に判断しなければなりません。 なお、人に「これから○×山へ行くが、△□は必要か」と聞いても、一般的で無難な返答しかできません。 そこで軽量化やウルトラライトと付け加えると「自分で判断できないなら、重くても一般登山装備で行くべき」と言われるのがオチです。

 つまり、登山装備の軽量化には、身に付いた知恵と経験が必要不可欠です。 ただこれは、いわゆるベテランの域が必要というわけではありません。必要と言い切れるのは、登山中に「荷物が重くて辛い」と感じたことがあること。 それ以外では、幾ばくかの日帰り・山小屋泊などの経験があり、登山を知らない友人にハッタリとウンチクをかませるだけの知識があれば、まぁ大丈夫でしょう。 欲を言えば、森林限界より上の岩陵帯の経験、シャリバテの経験があれば十分です。

 私が軽量化装備を集め出したときの経験値は、八ヶ岳で山小屋泊を1回だけでした。それまでの日帰り登山も10回内外といったところ。 かなりの頭でっかちで軽量化に踏み出したといえるかもしれません。 それから、一応の集大成で縦走してみたわけですが、縦走の最中から反省点や改善点が出るわ出るわ。 ここからまた装備を見直しつつ軽量化して…と、登山の経験と併せて、さらに軽量化の技術も高めていくつもりです。

 このように、経験があるに越したことはないですが、ベテランでないと踏み込めない領域でもないようです。 道具の進歩を待たずに、登山がどんどん快適になっていくって、楽しいですよ〜。

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総論2:必要十分について考える

 話が逸れました。一体どこまで「小」側の装備を選んでもよいか、どこに線引きするべきかと関係して「登山の必要・十分」について考えてみましょう。別に数学的理論の話ではありません。
 ここでいう必要な装備とは、「遭難せずに帰宅できる性能(を持つ装備)」を指します。 考え方によっては「登山を楽しんで」を付け加えてもよいかもしれませんね。 さらに細かく見ていくと、ここでいう「登山」とは、「登山を始めたい」の登山のように漠然とした表現ではなく、「1回の登山」を指しています。 この登山・あの登山・これからの登山で、それぞれ「必要な性能」は異なります。
 この「必要」に対する十分な装備とは、「必要から逸出した性能(装備)」です。 何のために山へ行くのかの項からこれまで、自分にとっての「必要性の有無」を確認するように勧めてきましたが、 今度は必要と判断した装備の「性能の程度」について考えましょう。

 どんな山行でも議論の余地がない、必要な装備だったとしても、「どの程度の機能・性能が必要か」、登山へ行くたび、その都度その都度で考えたことはありますか。 例えばヘッドランプでは、電球のタイプ・照射性能・電池の型・バッテリーの保ち・防水防滴など、様々な性能的要素が絡んでいます。 これらの要素を詳しく知り、1回の登山で想定できるギリギリの性能を選ぶことが、軽量化に繋がります。

 つまり、毎回 同じ装備構成で登山に出掛けない、常に装備を見直す姿勢が大切になります。 でも実際には、『冬も使いたいから4シーズン用を選んでおく』、『ゆくゆくは山小屋泊やテント泊したいから大きめのザックが欲しい』という姿勢で装備を選んでいる方がほとんどです。 敢えて繰り返しますが、これは登山装備の軽量化にとってとんでもない愚行です。誰だって本当は軽くて楽なほうがよいに決まっています。 「着のみ着のまま」で山へ行ければ世話はないのですが、それは絶対に無理。でもだからといって、余計なもの・余分な性能まで持って行くことはありません。
 当コンテンツでは聞こえがいいので『軽量化』という単語を使っていますが、これも本来はちょっとズレているというか、誤解を生む表現かもしれません。 「重い荷物を軽くする」姿勢では、ウルトラライトに到達するのは難しいでしょう。 究極的な軽さを求めるなら、『「着のみ着のまま」は無謀。では、何が・どれだけの性能があれば無事に戻れるのか』 『荷物はゼロから足していく・最低限の重量化で済ます』という姿勢が大切です。

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総論3:汎用と専用

 ウルトラライトハイキングでは、まったく異なる装備を組み合わせ、時には弱点を補い合って、システムとして機能させることで、背負う荷物を軽くしようという考え方があります。 この考え方は特別なことではなく、一般登山でも普通に行われています。代表的なのは、ウェアのレイヤリングです。 持てる荷物が限られているため、同一機能のウェアを持参しない、状況に合わせて着るものと脱ぐものを選択するといったことは、最早当たり前になっています。 要はこの考え方を、ギアにも応用しようじゃないか、というわけです。

 この項はあくまで総論なので、具体的にどう組み合わせるかは後述するとして、ここで押さえておきたいポイントは、汎用性の高い装備・専用性の高い装備という考え方です。 登山用品は、当然ながら登山のための製品なので、すでに専用性の高い道具です。例えばザック(バックパック)は、バッグの中でも登山に特化した構造なわけです。 このバックパックこそ汎用性装備の代表格で、容量が適合さえすれば、縦走・バックパッキング・トレイルランニング・アルパインクライミングでも何でも、使えないことはありません。 このように、ひとたび登山向けというベースラインで考えると、ほとんどの登山用品は汎用性が高い、様々な登山スタイルに対応するデザインになっています。 始めから専用性の高い装備は、それを求める人には最高に成り得ますが、それ以外の人には見向きもされないため、大手のメーカーやショップは売り出しにくいのです。

 ところで、登山装備を軽くしたいという方は、すでにスペシャリスト志向です。 先述の通り、大半のギアは汎用性重視、つまりゼネラリスト向けなので、軽量化志向なら装備に手を加える必要があります。 従来から登山装備を軽くするには「要らないものを削ぎ落としていく」ことが重要とされていますが、 これは、装備をあなたの登山スタイル専用にカスタマイズするわけで、『汎用性装備の専用化』に他なりません。 同様に、「同機能の中で軽い製品を選ぶ」ことも、選ぶ過程で自分にとって必要な機能だけを備えているかを吟味するわけで、上記の専用化に当たります。 …とここまでが、今までの軽量化手法のスタンスです。

総論4:専用の汎用化

 こうして選ばれ、カスタマイズされた装備一式は、十分に軽いことも少なくありません。 近年は装備の軽量化・高機能化が目覚ましく、また折しも軽量化そのものが、登山装備を選ぶうえでの「流れ」になりつつあることも大きな要因です。 ただやはり、ここで軽量化への歩みを止めてほしくありません。
 さらなる軽量化には、装備がどう機能するのが最高かを考えながら、『単体では不満を感じるほどの軽いものを選ぶ/軽量化を施す』ことです。 そして『他の必要装備を組み合わせて不満を解消する』のです。これには、組み合わせられる装備を選ぶ必要があります。 この点で、市販の中で最軽量の装備を選ぶことは、高度な軽量化のためには必ずしも正解ではないのです。 敢えて夢物語な例を出しますと、最軽量のテント(シェルター)が200g、同じくバックパックも200gだとして計400g。 でも、テントになるバックパックが350gで存在するなら、そのほうが装備一式は50gも軽くなるわけです。
 これが、この項でいう「専用の汎用化」です。従来の登山用品は、作り手・使い手の双方が『単一での高機能化』と『同機能での軽量化』を目指してきました。 これは定番とか世界一になるための競争で、絶対的な装備を決めるようなものです。 もちろんそれは重要なことではありますが、「見方や状況によっては使える」という相対的な視点で装備を組み合わせると、『究極的に軽い』(=楽)という絶対的な恩恵を受けることができます。
 …ちなみに、ウルトラライト志向に度が過ぎると、この専用化(単一用途で最軽量)と汎用化(組み合わせ目的でやや重い)の間を行き来することになり、機能の維持と適応環境、財政事情のジレンマに陥ります。

<荷物を軽くするには、主に3つの方向性がある>

 以上のことから、一般的に云う装備の軽量化には、いくつかの方向性があることが分かります。

1.余計なものは持って行かない 例:安全な飲料水が手に入るなら、携帯浄水器は持参しない
2.既存装備を軽いものへ買い換える・取り替える 例:自立式テントではなくツェルトを使う
3.装備から余計なものを取り外す 例:ジッパータブを外す
4.途中で買えるものは買う 例:冷えたビールは山小屋で買う
5.グループ共同装備を分担する 例:ストーブやテントなど
6.人に持ってもらう

 このうち6は半分冗談ですが、運動経験少なげなタレントが「山小屋へ泊まる」ような番組がある以上、あながち在り得ない手法でもなさそうです。 さて、6を除いた5項目では、上から優先度が高いわけです。 ここで2には、相応のお金が掛かるのが普通です。 1に関しては、ごく初期はタダで荷物を減らせますが、装備の交換なしに削れるものは限りがあり、すぐにドン詰まりになります。 ただし、一足飛びに軽量化できない人、特にすでにテント泊縦走の装備を揃えている人や、連続3泊4日以上の山小屋泊登山を経験している人にとっては、1も奥が深いかもしれません。
 私が装備の軽量化について調べていたときは、3ばかりに注力する人が多いように思えました。 例に挙げた各種ジッパータブに始まり、クッカーの片ハンドルや耐熱チューブ、バックパックの余剰なストラップ、スタッフバッグのコードストッパーなどなど、 かなり多岐に渡って実践できる代わり、大した効果が期待できないのが実情です。 装備一式を隈なく削っても、おそらく2〜300gが関の山でしょう。
 このため、お金を払っても装備の入れ替えを強く推奨します。そのあとで3を実践しましょう。 いわゆるULに分類される装備でも、一般的な登山装備と同様に、余剰なストラップやドローコードは削ることができます。 Khufu CTF3から余剰分を削ったら、初期の実測重量290gが243gになってしまった例もあります。 確かにKhufu CTF3は出費して購入したものですが、この時点で自立式テントより1kg以上は軽量化できます。 おそらく自立式テントに付属する余剰分を削っても、Khufu同様に50g程度しか減らせないと思われます。

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総論5:総合的な性能とシステム構成

 では、道具の組み合わせ方法について考えてみましょう。この考え方には、2つの方向性があります。
 1つめは、単一のアクティビティの中で、道具を組み合わせて使うことで、標準で誰もが行っているはずです。 例えばチタンクッカーとガスストーブを一緒に使うのも、立派な組み合わせです。 ただウルトラライトな装備となると、一般的には使えないとされている装備を、使えるようにするための工夫といった意味合いが強いです。
 このときに最も重要になるのが、モノ選びに目的意識を持つことです。 あるいは、狙って使う姿勢とでも言いましょうか。ここで、『軽いから選ぶ』というのは一義的な理由に過ぎません。 超軽量な登山装備は、普通のものと比べて、必ずや何かを犠牲にしています。逆に言えば、普通の登山装備は販促上の理由で、何らかの特性が付加されています。 最も多いのが利便性(手間の少なさ)であり、それに次ぐのが早さ、あとは多機能性、コンパクトさ、頑丈さときて最後に、単一機能の性能となります。
 例えとして、マットレス【山と道】の山と道U.L. Pad 15シリーズを引き合いに出してみましょう。 ロールマットの代名詞:サーマレストのリッジレストと比べると、小石などで凹んだ箇所の復元性が弱く耐久性に難があるといえます。 ここで、重量差は178gもあることに注目。 『178g以下の重量で耐久性の低さを補えれば、やはり山と道U.L.Padに分がある』と考えることができます。 「古びたら買い直す」として178gの軽量性を取っても良いですし、地面とマットレスの間に使い捨てのシートを噛ませるのも有効です。 使い捨てシートの分は重量増ですが、総合ではリッジレスト単体より100g以上軽くなるのは明白です。

 2つめは、異なるアクティビティを跨いだ組み合わせで機能させることです。 山行スタイルによって異なりますが、一般的な登山・ハイキング・トレッキングでは、山でのアクティビティは以下の3つに大きく分類されるでしょう。 貴方が必要とする装備が、この3つのアクティビティのどれに相当するかを明確に意識して、全体の中でどう機能させるかを常に考えることが、軽量化装備を選ぶときには重要になります。

・動く (歩く・登る・下るなど移動中)
・休む (多くはザックを降ろしての休憩、食事、テント場周辺の散策や写真撮影を含む)
・寝る (シェルターとシュラフの中に入って眠りにつく)

 ここで注目したいのが、「動く」に対する「休む・寝る」です。ある地点から目的地まで動いている際に、「休む」「寝る」ために使う装備ってどうなっているでしょうか。 それらのほぼすべてが、ザックの中に入り、背負っているはずです。行動中に使っていて、ザックにも入っていないと言い切れるものってウェア類くらいだったりしますよね。 また、着用しているウェア類より、ザックの荷物のほうが「軽くなった」ことを実感しやすいです。
 よって、「動く」ときに使う装備よりも、「休む」「寝る」に相当する装備のほうが、軽量化の重要性が高いです。 ここで、「動く」ときに使う装備が「休む」「寝る」ときのものと兼用できれば、総合的に見てかなりの軽量化になりますが、残念ながらほとんど存在しません。 あるとすれば、ザックとトレッキングポール(ストック)、ザックのパッドとマットレスくらいでしょう。 私の妄想では、ザックの生地がシェルターと、ザックのフレームがテントポールと兼用できれば最高だと思うのですが。
 次いで見ていきたいのが、「休む」と「寝る」です。先にも述べた通り、軽いことが重要である「動く」ときに、これらは荷物にしかならない装備です。 ただ、ここでいう「休む」には、登山の楽しみが詰まっています。写真撮影・仲間との語らい・食事・景色を見る…など、「これが楽しいから山へ行くんだ」ってものが含まれているわけです。 余計なものを持参しないのは重要ですが、楽しみまで削ってしまっては意味がないと思います。 逆に「寝る」は、キャンプ(テント泊)自体が楽しいという方は多くても、寝ている最中なんて意識がないわけなので、思いっきり軽量化しましょう。 快適に安眠さえできるなら、それ以上の宿泊装備は意味がありません。傍目から悲惨に見えようが、設営に多少の手間があろうが、他人に笑われようが、「動く」ときに楽なら問題ないはずです。

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<このページの注意点>
 当ページおよび当コンテンツは、登山用品の軽量化について書かれています。 ただし私自身、登山はベテランでもない初級者であり、これらの情報を参考にするのは閲覧者様の自由ですが、必ず能動的に装備を選んだ上で行動して下さい。
 また、当コンテンツの趣旨や姿勢、対象としては、ごく初心者レベルかつ一般的な登山および道具の特性、その選び方を理解しているが、 そろそろ「自分なり」に向けて一歩踏み出したい方を対象にしており、やや派生した装備選択・スタイルのひとつとして「装備の軽量化」を勧めている、というものです。
 よって、私自身が「ごく一般的な登山装備の基礎知識」と判断したものは、コンテンツが冗長的になることを防ぐために、あえて割愛している部分も多々あります。これら初心者向けのウェブサイトは優れたものが沢山あるので、そちらを閲覧してください。

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