乗車する駅が路線の始まり(起点や終点)である場合は、非常に簡単です。
上りならほとんど苦労することなく空き席を発見することできると思います。
めぼしい席が見つからない場合は、電車をひとつ見送ってから並び直すことも可能です。
特に下りにおいては、
「見送り」は非常に有効です。
電車で通勤・通学しているひとは、行きは上りで帰りは下りという方が多いかと思います。
帰りの電車では、「定時までに帰らないと遅刻」ということはないと思うので、一本見送るのも抵抗がないと思います。
みんな、意外にこれを実施していません。あせって一番早く着く電車に乗ろうとします。
10分毎に出ている電車に60分乗ると仮定しましょう。
「60分後に着くけど、ずっと立ちっぱなし」と、「70分後に着くし、ずっと座っている」なら、
どちらを選びますか?
探してみると、空き席はあるもの。
また、時間に余裕がない場合も、諦めずによく探しましょう。
路線の始発・終着である駅は、概してホームの端に改札があることが多く、必然的に改札付近から混み始めます。
つまり改札近くが混雑していてとても座れるような状況でなくても、
最前列(あるいは最後尾)の車両まで行くと席がガラ空きなんてことが少なくありません。
また、管理者的には「ここまではちょっと…」という技ではありますが、乗る駅が終着駅に近いときに、一度終着駅まで戻ってしまうというのもアリです。
自分が行きたい方面とは逆の方面に向かう車両に乗ります。
終着駅に着いたら、下りずにそのまま乗っていればいいわけです。
ただしこの方法は、乗る駅が終点に近くないと意味がありませんし、
終着駅の電車の種類に気をつけないと、目的の駅とは違う路線に行ってしまうこともあります。
鉄則2:固定観念なんて捨ててしまえ。
日常の習慣の枠を飛び越えて、周りをよく見ろ、そして考えろ。
それでは、次のステージへ。